法政大学通信スクエア

法政大学通信教育部 各学部紹介



法学部法律学科

法政大学のルーツは、1880年創立の日本初の私立法律学校「東京法学社」です。法学部は、本学の歴史とともに歩んできた伝統ある学部です。
 法律学とは、現代社会においてさまざまな法的状況にぶつかったとき、その問題を的確に把握し、最良の合理的な解決策を選択することができる能力、すなわち「法的なものの考え方」を養うことを目的とした学問です。これは、身近な司法が目指されている今日、社会生活ではますます重要になっているといえます。
 憲法や民法、刑法をはじめとする主要な法律について体系的・総合的に学習できるようにしており、このような能力を培っています。基本科目は選択必修制としているほか、学びたい科目を自由に選択できるカリキュラムになっています。



文学部

日本文学学科

古代から現代にいたる文学・言語の諸相を学び、洗練された表現能力を身につけられる教育の提供を学科の教育理念にしています。
 文献のみへの傾注や上辺だけの解説に陥ることなく、国語とその表現の実に即して、新鮮な視点・方法によって文学の本質に迫ります。古代・中世・近世・近代・現代の作品作家研究や言語学研究を柱とし、その他、より広い視野から研究し教養を身につけられるように、社会思想史、世界文芸思潮、書道史、漢文学、中国文芸史などの科目を用意しています。

史学科

 過去を振り返り、人間や社会について熟考し、真理の探求を目指しています。
 専門教育課程は日本史、東洋史、西洋史に分かれています。2年次までにそれぞれの概説を学び、3・4年次には専攻分野を基本にしながら全般にわたって学べるように配慮したカリキュラムとなっています。特に卒業論文指導に力を入れており、全般にわたる教室指導の後、文書指導・個人面接指導・文書指導の順で行っています。

地理学科

地球環境保全が叫ばれる現在、環境科学としての側面を持つ地理学の重要性が増しています。地理学科は理学部に設置されている大学もありますが、本学では、学際的学問という性格から文学部に置かれています。自然科学的色彩も兼ね備えたユニークな学科で、科目の選択の幅が広いのが大きな特徴です。
 また、スクーリング科目に2泊3日で行われるフィールドワーク(現地研究)があるのも本学科ならではです。
本学科の課程で特定の科目を履修し、卒業することにより、測量士補の申請資格を得られます。


経済学部

経済学科

経済学科では、今日の実社会で通用する経済学一般の広い教養と専門知識を身につけながら、広く経済にかかわる諸問題を的確に理解できる能力を養います。
 経済の仕組みや法則を研究するための基礎理論を修得するとともに、それをベースにさまざまな経済現象を多角的、総合的、体系的に理解できる能力の養成を重視しています。そのため、理論・歴史・政策の各分野をカバーするバラエティーに富んだ専門科目を配置しています。経営学や民法、商法などの専門科目を学ぶこともできます。
 スクーリングでは特別講義や演習を適宜行い、現代的な諸問題も扱います。IT時代に不可欠であるコンピュータ関連の実習科目も用意しています。

商業学科

 企業の課題は、生産から販売までの企業という組織の管理・運営を考える経営学的な視点へと変化してきました。商業学科ではこうした時代に即応して、幅広い視野で経営学を学んでいきます。
 経営・会計関係の科目を中心としながら、広く経済学や法律学も履修できるカリキュラムを用意しています。また、学生が自由意志で主体的に学べるように、選択科目を大幅に採り入れて多様な学問の修得機会を提供しているのも特徴です。既存の枠にとらわれない総合的・学際的な学問の修得により、実社会で通用する問題発見力・課題解決力の養成を目指します。

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